研究課題/領域番号 |
26370435
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
阿部 宏 東北大学, 文学研究科, 教授 (10212549)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | ダイクシス / 自由間接話法 / 主観性 / 発話行為 / 時間ダイクシス / 空間ダイクシス / 疑似主体 / 疑似発話行為 / 主体 / 直示動詞 / モダリティ副詞 |
研究成果の概要 |
過去の語り中の時間ダイクシス,空間ダイクシス,直示動詞,モダリティ副詞,自由(直接・間接)話法と歴史的現在形の全体について,疑似主体現象という観点から,日本語,フランス語,英語を観察し,疑似主体の疑似発話行為という仮説を構築した.また,日仏英で一見全く同質に見えるこの現象について,3言語を対照させることで,日本語,フランス語,英語における疑似主体のあり方の相違を抽出し,その差異を生み出す各言語の認知基盤について考察した.各成果については,学会や研究会で発表し,学術書籍等に論考を掲載してきたが,研究成果全体については,専門研究書,および一般向け概説書の刊行に向けて準備を行っている.
|