研究課題/領域番号 |
26370442
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 東京外国語大学 |
研究代表者 |
伊藤 智ゆき 東京外国語大学, アジア・アフリカ言語文化研究所, 准教授 (20361735)
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研究協力者 |
Albright Adam MIT, Department of Linguistics and Philosophy, Professor
Do Young Ah The University of Hong Kong, Department of Linguistics, Assistant Professor
Kenstowicz Michael MIT, Department of Linguistics and Philosophy, Professor
孫 在賢 徳成女子大学, 日語日文学科, 助教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 韓国朝鮮語 / アクセント / 歴史言語学 / 中期朝鮮語 / 類推変化 / 使用頻度 |
研究成果の概要 |
本研究では韓国語慶尚北道大邱方言、慶尚南道釜山方言のアクセントについて、特に名詞、動詞・形容詞を対象に分析を進めた。主要な研究成果は以下の通り。慶尚道方言のアクセントパターンと語幹の分節音との間には統計学的に有意な相関性がある。慶尚北道・南道方言のアクセントはともに中期朝鮮語アクセントと規則的に対応し、不規則的対応は様々な音韻論的特徴により説明される。慶尚北道・南道方言のアクセント分布は互いに類似するが、中期朝鮮語からの異なるアクセント変化を反映した違いも見られる。釜山方言の舌頂音阻害音末子音を持つ一音節語名詞は、アクセントと基底末子音が連動してデフォルト型へ類推的に変化する傾向がある。
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