研究課題/領域番号 |
26370453
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
高橋 英也 岩手県立大学, 公私立大学の部局等, 准教授 (90312636)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ヴォイス / 分散形態論 / 重層的動詞句構造 / 自他交替 / 可能動詞 / ラサル形式 / ラ抜き言葉 / レ足す言葉 / 自動詞化形態素ar / 岩手方言 / 質問紙調査 / 存在・所有の動詞アル / 日本語の自他交替 / ar自動詞 |
研究成果の概要 |
本研究は、(i) 接辞arおよびeが関与する動詞の自他交替、(ii) 東北・北海道方言で生産的に使用される自発・可能表現であるラサル形式、(iii)可能動詞化の方言上の多様性としてのラ抜き言葉やレ足す言葉という、互いに関連しつつも独立した、日本語のヴォイスに関する3つの言語現象に焦点を当てて、分散形態論の基本的想定における重層的動詞句構造という観点から、形態統語的分析を提示した。本研究は、理論言語学と方言文法の相互理解が示唆するところの大きさを示す事例研究と言える。
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