研究課題/領域番号 |
26370457
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
北原 久嗣 慶應義塾大学, 言語文化研究所(三田), 教授 (50301495)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 生成文法理論 / ミニマリスト・プログラム / 言語の普遍性と多様性 / 統語構造 / 併合 / ラベル付け / 値が設定されていない素性 / 最適化の制約 / 人間言語の普遍性 / 個別言語の多様性 / 語彙項目のパラメータ化 / 統語構造のラベル付け / 一致操作(Agree) / 最適操作(Minimal Search) / 外在化(externalization) / 言語学 / 統語論 |
研究成果の概要 |
本研究では,類型論的に異なる日本語と英語の統語構造の相違を,素性一致の有無から捉えるのではなく,値を設定されていない素性が統語構造に及ぼす帰結として捉えることを提案した。具体的には、統語構造を生成する併合,統語構造を識別するラベル付け,そして値が設定されていない素性を持つ語彙項目,この三者の関係を明らかにすることに取り組み,とりわけ,内的併合によって生成される統語構造のラベル付けに関して,値が設定されていない素性が決定的な役割を担っていることを明らかにした。
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