研究課題/領域番号 |
26370502
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 学習院大学 |
研究代表者 |
岡本 順治 学習院大学, 文学部, 教授 (80169151)
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研究分担者 |
大薗 正彦 静岡大学, 人文社会科学部, 教授 (10294357)
宮下 博幸 関西学院大学, 文学部, 教授 (20345648)
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連携研究者 |
牛山 さおり 学習院大学, 外国語教育研究センター (40649589)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ドイツ語の心態詞 / 日本語の終助詞 / 共有知識 / 聞き手への訴えかけ / 発話状況 / 事態把握 / 間主観性 / 言語運用モデル / 知識管理 / 視点の違い / 感情の活性化 / 発話行為 / 心態詞 / 終助詞 / 知識の共有 / 感情のコード化 / 話し手の視点 / 知識のアップデート / 日独対照 / Common Ground / 心的態度 / 聞き手の役割 / 感主観性 |
研究成果の概要 |
ドイツ語の心態詞と呼ばれる語群(例えば、doch, halt, ja, mal, schon, wohlなど)は、話し手の心の態度を表すと言われ、1960年代後半から現代言語学で注目されているが、その働きの本質は未だに解明されていない。当プロジェクトでは、ドイツ語の心態詞と日本語の終助詞(例えば、「よ、ね、な、か」など)を実際のデータに基づき体系的に比較した。その結果、3つの基本的な比較の基盤が設定された。それは、「話し手と聞き手の共有知識の調整」、「聞き手への訴えかけ」、「発話状況とその認識」である。私達が作ったこの言語運用モデルの枠組みにより、両者の共通点と相違点が体系的に明らかにできる。
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