研究課題/領域番号 |
26370507
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
劉 穎 成城大学, 文芸学部, 教授 (10307118)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 女書歌 / 吟唱 / 女書伝承者 / メロディ / リズム / 音声表現形式 / 楽音 / 声調 / 原生態女書伝承者 / 対応楽音 / 胡美月 |
研究成果の概要 |
本研究では、これまでの女書歌メロディに関する基礎研究をもとに、新たに収集した作品の採譜分析および検証を行い、以下の点を明らかにした。 ①女書歌は韻文体ではあるが、漢詩とは異なり押韻や平仄にはこだわらない。②平仄とは関係なく上下句を一定のリズムで吟唱する。③近年現地方言の官話化が進んだことで、女書歌の創作やメロディは大きな影響を受けており、伝統的な女書歌の伝承は困難になりつつある。④現代音楽の影響により、女書歌のリズムは吟唱から歌曲に変化する傾向が認められる。
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