研究課題/領域番号 |
26370522
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
言語学
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研究機関 | 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所 |
研究代表者 |
福永 由佳 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 日本語教育研究領域, 研究員 (40311146)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 在日パキスタン人 / 多言語使用 / 場面・状況別言語使用 / 言語使用/選択要因 / 混合法研究デザイン / 質的調査 / 量的調査 / 言語選択要因 / 在日外国人 / 日本語使用 / 言語選択 / 社会文化的要因 / 移民 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は在日外国人の言語使用/選択と日本語学習の実態を明らかにすることである。研究対象はパキスタン人コミュニティで、人口は少ないが、社会的に自立したエスニック集団である。本研究では質問紙調査とインタビュー調査を実施した。分析の結果、パキスタン人コミュニティはパキスタンルーツと日本ルーツの2グループから構成されていること、そのいずれも多言語使用者であることがわかった。日本ルーツのグループのメンバーはパキスタン人と結婚した日本人女性であり、彼女らは家庭・宗教の場面で、ウルドゥー語をより用いることが明らかになった。このことは、パキスタン人コミュニティにおけるウルドゥー語の重要性を示唆している。
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