研究課題/領域番号 |
26370529
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
金 愛蘭 広島大学, 教育学研究科, 講師 (90466227)
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研究分担者 |
石井 正彦 大阪大学, 文学研究科, 教授 (10159676)
田中 牧郎 明治大学, 国際日本学部, 専任教授 (90217076)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 基本語彙 / 基本語化 / 近現代日本語 / 語彙・意味 / コーパス / 書き言葉 / 類義語・類義体系 / 語種 / 近現代 |
研究成果の概要 |
本研究では,近現代日本語の書きことば語彙における「基本語化」現象を統一的に説明し理論化するための,一般性の高い方法論の構築を目的として,近代雑誌における漢語および現代新聞における外来語・和語の「叙述基本語化」を事例に,基本語化の量的・質的な側面からの検討を行った。主な成果として,基本語化した語の抽出には,累積使用率による語彙のレベル分け,増加傾向係数,対数化特化係数散布度などの指標が有効であること,基本語化の過程や要因を解明するには,基本語化する語が既存の基本語との間に緊密な語彙(類義語)体系を構築する動きや,そうした動きをひきおこす文章・文体の変化に着目する必要があることなどを見出した。
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