研究課題/領域番号 |
26370533
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
齋藤 文俊 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (90205675)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | 漢文訓読 / 日本語意識 / 日本語史 / 翻訳 / 近世 / 江戸時代 |
研究成果の概要 |
本研究は、近世という、日本語への関心が高まり、またその一方で、漢文訓読が大きく変化した時期において、漢文という外国語を翻訳することによって生じた日本語文章(漢文訓読文)の語法を精査し、さらに、それに関わった学者たちの言説を整理していくことにより、それらの中に表れた「日本語意識」の形成過程を明らかにしていくことを目指したものである。 本研究において、漢文訓読語法が、「威厳のある文体」および「誰にでも理解できる平易な文体」の中でどのように受け継がれていったのか、また変化していったのかを具体的に示すことにより、近世から近代初期にかけての日本語意識について解明してきた。
|