研究課題/領域番号 |
26370536
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
|
研究機関 | 岡山大学 |
研究代表者 |
江口 泰生 岡山大学, 社会文化科学研究科, 教授 (60203626)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
|
キーワード | タタリノフ / 『レクシコン』 / 下北方言 / 母音の無声化 / ザダ行の混乱 / 四つ仮名の合流 / 単独母音の鼻音化 / タタリノフ『レクシコン』 / )母音無声化 / ザダ行の混同 / ロシア資料 / 東北方言 / 青森下北方言 / 日露交渉史 / 音韻 / 『レキシコン』 / 村山七郎 / 方言語彙 |
研究成果の概要 |
タタリノフ著『レキシコン』は江戸期の青森下北方言を反映する。成果は以下のとおり。翻字翻訳テキストを完成させた。日本語史、東北方言のなかで位置づけ、注釈的作業から、体系的な研究を行い、日本語史・東北方言に新たな知見を拓いた。 研究実績としては以下。1)翻字翻訳テキストを完成させ、紀要論文に1~8と公開した。2)子音の有声化、母音の無声化、ザ行ダ行の混同などの下北方言の音韻的研究を行った。3)四つ仮名の分析した(江口『国語と国文学』27年9月号)、4)語中単独母音の鼻音化を明らかにした(ヤヌニ、メンボニン、ビンドロなど)。(5)語の意味を明らかにした(カド、ビンズギリ、ヤヌニなど)。
|