研究課題
基盤研究(C)
複文構文の構造と歴史的変化について,名詞句を中心に記述した。従来の文法史研究において手薄であった統語論的観点を前面に出し,古典語における共時的な記述にとどまることなく,歴史的変化をダイナミックに描いた。文献資料に基づいた帰納的な方法論に加え,「文法化」や「歴史語用論」など,現代日本語や他言語において構築された理論を積極的に援用した。理論と記述の両面から,世界の言語学に貢献しうるものである。
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すべて 雑誌論文 (8件) (うち謝辞記載あり 1件) 学会発表 (12件) (うち国際学会 1件、 招待講演 6件) 図書 (4件)
日英対照:文法と語彙への統合的アプローチ―生成文法・認知言語学と日本語学―
巻: - ページ: 408-422
巻: - ページ: 274-281
方言の研究
巻: 2 ページ: 117-130
日本語史叙述の方法
巻: - ページ: 169-185
日本語文法史研究
巻: 3 ページ: 263-274
日英語の文法化と構文化
巻: ひつじ書房 ページ: 271-298
日本語配慮表現の多様性
巻: ひつじ書房 ページ: 149-166
日本語文法史研究 2
巻: ひつじ書房 ページ: 83-107