研究課題/領域番号 |
26370549
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 成城大学 |
研究代表者 |
竹内 史郎 成城大学, 文芸学部, 准教授 (70455947)
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研究分担者 |
松丸 真大 滋賀大学, 教育学部, 准教授 (30379218)
下地 理則 九州大学, 人文科学研究院, 准教授 (80570621)
坂井 美日 大学共同利用機関法人人間文化研究機構国立国語研究所, 時空間変異研究系, 研究員 (00738916)
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研究協力者 |
新永 悠人 成城大学, 非常勤講師
後藤 睦 大阪大学, 大学院文学研究科
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 分裂自動詞性 / 本州方言 / 九州方言 / 琉球諸語 / 格標示 / イントネーション / 内在的主題性 / 脱主題化 / 情報構造 / 焦点化 / 格標示体系 / 琉球方言 / 語順 / 名詞句タイプ / 格標示システム / 有生性効果 |
研究成果の概要 |
本研究は京都方言、熊本方言、琉球久高島方言、琉球与那国方言における格標示の分裂自動詞性について分析した。主な成果は次の三点である。(1)元来内在的主題性を有する動作主項が非主題となれば、脱主題化のための格標示が必要となり、このことが分裂自動詞性をもたらす、(2)脱主題化のための手段には格標示の他にイントネーションもありえ、イントネーションにおける分裂自動詞性も認められる、(3)主語の無助詞現象にも分裂自動詞性が認められる。上記に加え、京都方言と琉球与那国方言の分裂自動詞性が情報構造的に限定されることを考慮すれば、非対格仮説に基づく分裂自動詞性の説明よりもとりたて性に基づく説明がふさわしい。
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