研究課題/領域番号 |
26370552
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語学
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
アルベリッツィ V.L. 早稲田大学, グローバルエデュケーションセンター, 准教授(任期付) (60630910)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 和漢混淆文 / 漢文訓読 / 日本語史 / 愚管抄 / デジタル教材 |
研究成果の概要 |
愚管抄を中心に和漢混淆文について調査を行った結果,①『愚管抄』において語彙の面では,「和」「漢」両要素の一定の「併用」が認められるものの,それが真の意味での「混淆」なのかを認定するのは困難である。②その主な原因はそれぞれの系統の特徴の共存にあるのみならず,特にその偶発性と必然性のあいだの度合いにあると思われる。③日本の言語生活史における慈円と『愚管抄』の位置を見定め,その言語の分析に新たなる一光を投じるために,中世における講釈・聞書・唱導などの実態に関する和漢の混淆という現象をさらに追究する必要があるということが明らかになった。
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