研究課題/領域番号 |
26370568
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 島根大学 |
研究代表者 |
縄田 裕幸 島根大学, 教育学部, 教授 (00325036)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 生成統語論 / 言語変化 / 英語史 / パラメター / 素性継承 / 主語位置 / 動詞移動 / 補文標識 / 生成文法 / 統語論 / 情報構造 |
研究成果の概要 |
本研究では,生成統語論の枠組みで提案された「素性継承パラメタ」仮説に基づいて英語の主語位置の史的推移について実証的に調査するとともに,その変化を駆動するメカニズムを説明することを目指した。その結果,以下の点が明らかとなった。(i) 古英語から初期中英語では主語の情報ステイタスに基づいて2つの統語位置が主語に対して利用可能であった。(ii) 上位位置と下方主語位置がともに下方に推移した結果,後期中英語から初期近代英語にかけては,2つの主語位置が自由変異となった。(iii) 後期近代英語以降は,主語の統語位置が1つに統合された。またこの分析の妥当性を他の通時的変化や共通時的変異によっても検証した。
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