研究課題/領域番号 |
26370571
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
英語学
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研究機関 | 聖徳大学 |
研究代表者 |
藤原 保明 聖徳大学, 文学部, 教授 (30040067)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | there 構文 / 形式主語 / there の機能 / there の挿入 / 前置詞句 / 意味上の主語 / 指示詞 / 虚辞の there / 場所の there / 存在文の鋳型 / 指示機能 / 代名詞の機能 / パストン家文書 / there挿入 / 存在文 / there の代名詞的機能 / 通時的分析 / 中英語 / there 挿入 / there構文 / 虚辞のthere / thereの指示機能 / トロイラスとクリセイダ / マンデヴィル旅行記 / ウィクリフ派訳聖書 / 脈絡 |
研究成果の概要 |
There is a tower in Tokyo のような存在を表す there 構文の成立の過程と年代、there の機能と挿入の動機を解明した。この構文は In Tokyo is a tower から始まり、前置詞句に代わって there が14世紀末までに挿入され、In Tokyo there is a tower となり、最後に前置詞句が後方に移動し、15世紀中頃までに確立した。形式主語の there の根拠は、thereafter などの there と同様、この語が指示詞の tha (=that) + -r (副詞の語尾) に由来し、その機能を維持していたことにある。
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