研究課題/領域番号 |
26370601
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
坂口 和寛 信州大学, 学術研究院人文科学系, 准教授 (70303485)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 類義語分析 / 例文分析 / 意味分析 / 日本語分析ストラテジー / 正用文 / 類義語 / テキストマイニング / 映像化ストラテジー |
研究成果の概要 |
本研究は、日本語母語話者の類義表現分析における例文分析と意味説明をテキストマイニングで分析し、例文描写を意味特徴に抽象化する日本語分析技術を明らかにした。類義表現分析が成功する場合、例文の表す事態が具体的な内容語で動的に描写される傾向がある。例文描写には類義表現の弁別的意味を示唆する語句が見られ、それらが意味説明に反映する。一方、類義表現分析が成功していない場合は、例文分析と意味説明の言語要素は相似し、実質的内容を把握しにくい語句やメタ言語が多く見られるほか、意味以外の言語特徴への言及も多い。例文は静的に描写される傾向が強いが、意味特徴への抽象化や詳述は十分な形でなされない。
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