研究課題/領域番号 |
26370607
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
大谷 晋也 大阪大学, 国際教育交流センター, 准教授 (50294137)
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研究分担者 |
スミス 朋子 大阪薬科大学, 薬学部, 教授 (50402988)
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研究協力者 |
陳 雪蓮
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | EPA看護師候補者 / 看護師国家試験 / 語彙データベース / オンライン語彙教材 / 日本語教材開発 |
研究成果の概要 |
アジア各国との経済連携協定に基づいて来日する外国人看護師候補者は、数年以内に日本の看護師国家試験に合格することが要請されているが、これは容易なことではない。十分な専門知識と技能を有しながら、高い日本語力の要求が壁となって合格できず、失意のうちに帰国せざるを得ない候補者が多数にのぼる。そこで本研究では、特に漢字語彙習得の一助となるよう、看護師国家試験に頻出する単語をウェブ上で学習する「EPA看護師候補者用国家試験必修語彙学習システム」を開発した。システムでは、頻出単語の意味や発音を確認しながら実際の国家試験問題の学習を進めることができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
母国での看護師有資格者を日本に招きながら、日本の看護師国家資格取得が壁になって、有為な働き手を失意のうちに母国に帰国させることは、本人にとってはもちろんのこと、母国や日本にとっても大きな痛手となる。「EPA看護師候補者用国家試験必修語彙学習システム」は、効率的な漢字語彙習得を促進させる学習方法の提案であると同時に、一人でも多くの候補者に看護師として日本で働いてもらい、本人と日本社会の福利の向上に資する可能性を有している。
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