研究課題/領域番号 |
26370614
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 駿河台大学 |
研究代表者 |
八木 真奈美 駿河台大学, グローバル教育センター, 教授 (20579164)
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研究分担者 |
池上 摩希子 早稲田大学, 国際学術院(日本語教育研究科), 教授 (80409721)
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研究協力者 |
坂内 泰子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | ナラティブ / 教材 / 移住者の声 / エンパワーメント / 地域日本語教育 / リソース教材 / 移住者の声の発信 / 多言語多文化社会 / 移住者の社会参加 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、移住者の語りを用いた教材の開発である。また、語りの収集、教材開発、実践のどの段階においても移住者の参加を促すことを目指した。本研究の成果として、教材を通して移住者の経験や声を社会へつなげる、移住者が語ることによる移住者自身へのエンパワーメント、そして、教師や実践者に、新たな言語学習の意味づけについて考える機会を提供した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究における移住者の「声=語り」を教材化する試みは、地域日本語教育のみならず国内外においてもほとんど例がなく、画期的な取り組みであった。これまでの地域日本語教育研究・実践において、移住者の置かれた現実と使用する教材には大きな乖離があったが、教材を通して、教師・実践者・移住者と、教室・地域・社会の関係を捉え直すことができ、移住者のポジションニングの転換に貢献することができたと考える。
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