研究課題/領域番号 |
26370621
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本語教育
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研究機関 | 関西外国語大学 |
研究代表者 |
本橋 美樹 関西外国語大学, 外国語学部, 准教授 (80411560)
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研究分担者 |
石澤 徹 東京外国語大学, 大学院国際日本学研究院, 講師 (00636095)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 第二言語習得 / 音声 / 特殊拍 / 文字 / 日本語教育 / 表記 / 知覚と生成 / 音韻 / 日本語学習者 |
研究成果の概要 |
初級学習者に「旅行」をひらがなで書かせると、非常に多くの学生が「りょうこ」と誤る。本研究は英語を母語とする学習者がどのように日本語の音声を認識しているかを先行研究になかった「表記」という観点を加えて考察した。同一の調査協力者から、同じ単語の表記、聴取、発音のデータを取り、その関連性を調査した。その結果、表記、発音、聴取の誤りは多くが連動していた。つまり、初級学習者は聴こえた通りに覚え、書いている可能性が高かったのである。本研究の一連の調査の結果、知覚と生成の先行研究において、生成とは発話データを指すことがほとんどであったが、表記も生成データとして検証していく必要があることが示唆された。
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