研究課題/領域番号 |
26370642
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
|
研究機関 | 京都ノートルダム女子大学 |
研究代表者 |
鷲見 朗子 京都ノートルダム女子大学, 人間文化学部, 教授 (20340466)
|
研究分担者 |
鷲見 克典 名古屋工業大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70242906)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 外国語 / 教授法 / 動機づけ / 外国語(中・英・仏・独除く) |
研究成果の概要 |
日本人大学生のアラビア語学習において、学習動機づけを向上させる動機づけアラビア語方略プログラムの策定を行い、その効果を質問紙調査によって実証した。質問紙調査のため、アラビア語学習動機づけ尺度の信頼性と妥当性を確認した。動機づけアラビア語方略プログラムとなるアラビア語集中講座合宿を2度に亘り実施し、講座参加者から得られたデータを統計的に分析した。その結果、講座前に比べ講座後で、参加者のアラビア語学習への内発的動機づけが増し、無動機づけが低下したことが実証された。一方で、外発的動機づけに変化は認められなかった。これはアラビア語学習に対する内発的動機づけを高める講座による効果を支持するものであった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の遂行によって、アラビア語学習者の学習動機づけを高めるアラビア語方略プログラムすなわち指導方法・テクニックが提示され、その効果が理論的に実証されたことで、日本のアラビア語教育研究のレベル向上に資することができた。動機づけを高める方略とは、単に動機づけを高める目的だけでなく、アラビア語学力を高める指導の一環としても行われなければならないことから、研究の場のみならず教育現場にも役立つ研究となった。学習者のコミュニケーション力を育成する、意欲的かつ効果的なアラビア語習得が可能になれば、日本社会がアラブ世界の理解とその文化への関心を深めることにつながると考えられる。
|