研究課題/領域番号 |
26370655
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 山形大学 |
研究代表者 |
冨田 かおる 山形大学, 人文社会科学部, 教授 (00227620)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
3,250千円 (直接経費: 2,500千円、間接経費: 750千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 母音空間 / 子音特性 / 韻律特徴 / 視覚化 / 国際音声字母 / フォルマント / 視覚 / 英語学習 / 音声特徴 / 2次元 / 発音 / 母音 / 音声 |
研究成果の概要 |
言語音声特性を視覚化し、学習者に提示する事で、音声知覚と生成を促進し音声に対する興味を促すのが可能である事を言語実験と学習者調査により明らかとした。母語話者と非母語話者の発話分析、視覚化手法の検討、母音空間提示への意見聴取を基に言語実験を繰り返し、結果の検証を行った。 母音の音声特性の視覚化を初めとし、子音の音声特性や高さと長さの韻律特性を基準とした手法を試みた。母音が音響特徴と調音方法の一致により空間化が可能であるのに対し、子音と韻律特性は感覚的に捉える事が容易な要因を抽出するのが困難であるが、研究過程において国際音声字母の応用により言語音声特性の視覚化がより進むのではとの考察に至った。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
言語音声を視覚化し学習に応用する事を主眼とした研究である。音声は目で見る事が難しいが、母音特性を口の開閉と舌の盛り上がった位置の2つの要因により2次元で描写する事により調音特性と音響特性を一致させる事が出来る。日本人英語学習者に音声視覚化による発音指導を行ったところ、音声学の説明に対してあまり興味を示さない学習者が視覚化された自らの発音に大いに関心を持った事から研究が始まった。子音特性や長さや高さの韻律特徴にも対象を広げ言語実験を繰り返し自然な発話の音声特徴を視覚化する事の意義を明確に示す事が出来た。
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