研究課題/領域番号 |
26370700
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
吉村 紀子 静岡県立大学, その他部局等, 特任教授 (90129891)
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研究分担者 |
近藤 隆子 静岡県立大学, 国際関係学部, 助教 (60448701)
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研究協力者 |
中山 峰治 オハイオ州立大学, 東アジア言語文学部, 教授
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | 応答ストラテジー / 省略分裂文 / フォーカス語句 / 虚辞代名詞 / 非顕示代名詞 / 第二言語習得 / 母語転移 / 応答挿入文 / 母語の転移 / 日本語学習 / 応答学習 / 虚辞代名詞主語 / 英語母語話者 / 中国語母語話者 / 統語-談話インターフェイス / 明示的指導 |
研究成果の概要 |
本研究は、応答ストラテジーの重要性に鑑み、第二言語習得における問題点を日英語の比較統語論の観点から予測し、その問題点について日本語が母語の英語学習者と英語が母語の日本語学習者を対象に実施した双方向調査を通して考察し、応答学習に対して効果的な指導方法を提案するのが目的であった。 実験の結果、焦点情報は英語では「埋込み文」、日本語では虚辞代名詞による「省略分裂文」を用いる違いが母語の転移として応答ストラテジーの習得に影響することが明らかになった。問題点の解決に向けて明示的指導を短期間試行したところ、一定の成果が見られたことから、応答学習を外国語談話教育の中に取り入れることが重要だと述べた。
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