研究課題/領域番号 |
26370747
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
外国語教育
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研究機関 | 愛知大学 |
研究代表者 |
石田 卓生 愛知大学, 愛知大学東亜同文書院大学紀念センター, 研究員 (50727873)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 東亜同文書院 / 日清貿易研究所 / 華語萃編 / 外国語教育 / 中国語教育 / 北京語教育 / アジア主義 / 英語教育 / 中国語文章語教育 / 中国語口語教育 / 高橋正二 / 慶応大学 / 漢文教育 / 華語キ歩 / 華語萃編鈔 / 華語月刊 / 鈴木択郎 / 康友 |
研究成果の概要 |
本研究は、戦前上海にあった東亜同文書院の中国語教育について、そこで作成、使用された教材などの文献資料を整理しつつ、版本研究や統計処理も用いた分析を通して、その実態を明らかにした。研究の結果、東亜同文書院及び前身校日清貿易研究所使用教材を把握し、それらに基づいて、東亜同文書院の中国語教育について、(1)独自性、(2)継続性と発展性、(3)口語と文章語の二つのカテゴリーからなる総合的な中国語教育が実施されていたことを明らかにした。 さらに、欧米言語教育に偏っていた戦前の高等教育の中で、東亜同文書院は大学に昇格すると、日本で初めて中国語に主軸を置いた大学教育を行おうとしていたことを明らかにした。
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