研究課題
基盤研究(C)
日本中世成立期に編纂された真言宗小野流の教義書『覚禅鈔』は、政治史・外交史・美術史など多分野にわたり情報を含む歴史資料として注目されている。本研究では、『覚禅鈔』を歴史資料として活用するため『大正新修大蔵経』図像部所収『覚禅鈔』のデータベース(年号・書名・図像)を写真帳などによる調査・校訂を行いつつ作成し、年号データベース・図像データベースは報告書により公表した。また、データベース活用の結果明らかになった『覚禅鈔』と院政との関係・大和国における『覚禅鈔』の伝来過程に関する論文を公表した。
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すべて 雑誌論文 (4件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件)
古代学
巻: 10
120006658403
第22回シンポジウム人文科学とデータベース発表論文集
巻: 22 ページ: 17-22
第21回シンポジウム人文科学とデータベース発表論文集
巻: 21 ページ: 37-42
舘野和己編『日本古代の都城・都市』
巻: なし