研究課題/領域番号 |
26370771
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 京都府立大学 |
研究代表者 |
櫛木 謙周 京都府立大学, 文学部, 教授 (60161626)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 律令制 / 首都 / 奉仕関係 / 技術労働 / 公共 / 調庸 / 技術官人 / 匠丁 / 技術 / 開発 / 造営 / 国造制 / 伴造・部制 / 日本古代史 / 産業 / 公共(領域) |
研究成果の概要 |
日本古代の産業構造について、首都という場との関係、国家という組織との関係の2点に留意して考察した。前者については、手工業や商業が、官衙や貴族に対する奉仕関係の枠組みや公共空間のなかに存在したことを解明した。後者については、律令制下の技術労働編成が、開発や造営という国家の公共的事業を背景として形成されたことが明らかになった。また、諸国の産物に注目することによって、律令制収取に先行するシステムや、中央政府の需要に規定された収取のあり方を考察した。
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