研究課題/領域番号 |
26370777
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 皇學館大学 |
研究代表者 |
遠藤 慶太 皇學館大学, 文学部, 教授 (90410927)
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研究分担者 |
荊木 美行 皇學館大学, 研究開発推進センター, 教授 (60213203)
毛利 正守 皇學館大学, 文学部, 教授 (70140415)
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研究協力者 |
毛利 正守
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2016年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 続日本紀 / 古写経 / 六国史 / 古代史 / 史料学 / 寺院縁起 / 資財帳 |
研究成果の概要 |
『続日本紀』を中心として八世紀の年代を記した史料を収集・検討し、歴史・文学・思想などの領域の研究者と意見を交換するなかで、史料の特質を掘り下げることが可能になった。本事業でめざした史料解題の作成についてはなお原稿作成の途上であるけれども、その成果の一部は『上代写経識語注釈』(2016年)、『日本書紀の誕生―編纂と受容の歴史―』(2018年)として公表し、写経の銘文(識語)や『日本書紀』の研究状況をアップデートすることができた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
長年にわたる『續日本紀史料』(皇學館大学史料編纂所)の編纂事業で蓄積された史料研究の成果・方法を史料集とは異なる視点から展開させ、ひろく人文科学の諸領域に接点を求めて成果発信を試みたことは、これまでの研究成果・研究方法そのものを次の世代に伝える役割を果たすこと意義あるものと考える。本事業では「古写経」「律令」「編纂史書」「寺院縁起」などいちおうのジャンルを設定し、研究会を開催して国内外の研究者を招いたシンポジウムを開催した。またその成果を踏まえた出版にも積極的に取り組んだ。これらは個別で進められてきた研究に人的な交流をもたらし、より広い対象への成果発信を可能にした。
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