研究課題/領域番号 |
26370781
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 徳島文理大学 |
研究代表者 |
橋詰 茂 徳島文理大学, 文学部, 教授 (40462072)
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研究分担者 |
古田 昇 徳島文理大学, 文学部, 教授 (30299333)
清水 真一 徳島文理大学, 文学部, 教授 (70359446)
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研究協力者 |
高田 祐一
福家 恭
大嶋 和則
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 小豆島 / 石丁場 / 大坂城 / 刻印 / 矢穴 / 塩飽諸島 / 小豆島石丁場 / 刻印石 / 慶長小豆島絵図 / 石切丁場跡 |
研究成果の概要 |
小豆島における大坂城築城石丁場に関して、文献史料と考古学・地理学的調査を併せての研究を行った。島内外の文献史料の収集と、島内の石丁場推定地を調査し、それを対比しながら確定作業を行った。特に石材搬出地を把握するため海岸部を綿密に調査し、新たな石丁場の確定や刻印石・海中に沈んだ残石を発見した。 調査結果を報告書にまとめた。文献史料の翻刻文、矢穴・刻印拓本写真、その他図版を多く取り入れ、また4本の論考を収録して小豆島石丁場の詳細な内容が理解できるようにしている。小豆島全体を見据えた報告書は今までになかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
小豆島の石丁場に関して、文献史料と考古学的調査を併せた調査研究により、従来不明であった石丁場の所在地が確認されるとともに、刻印石や残石の発見により新たな石丁場が確定された。 報告書により多くの情報を提供、島民に地域に残る文化財をいかに保全していくかを考える材料にしている。また「備讃諸島石の島の物語」として小豆島の石の文化が日本遺産に認定されたが、当該研究がそこに至るうえで寄与したものといえる。
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