研究課題
基盤研究(C)
『日本書紀』の暦日を研究する方法論を示した。つまり5世紀以前の日付をもつ記事は、一部の例外を除いて、作為性が強く、編者が後につけたものか、使用した資料に問題がある。またそのことと編者による記事の年次の設定や、日付の干支への換算は区別が必要であり、後者は編纂の最終段階(720年の天皇への撰上直前)に行われたことを指摘した。なお5世紀以前の倭国や百済では、豪族層でも年月までしか認識していないことを論証した。なお陰陽道の成立過程や737年の疫病などについて、通説の変更を提案した。
すべて 2018 2017 2015 2014
すべて 学会発表 (5件) (うち国際学会 2件、 招待講演 2件) 図書 (7件)