研究課題/領域番号 |
26370785
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 九州歴史資料館 |
研究代表者 |
松川 博一 九州歴史資料館, 学芸調査室, 研究員(移行) (40446886)
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連携研究者 |
小田 和利 九州歴史資料館, 研究員 (60554904)
杉原 敏之 九州歴史資料館, 研究員 (20543680)
岡寺 良 九州歴史資料館, 研究員 (70543693)
一瀬 智 九州歴史資料館, 研究員 (20543698)
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研究協力者 |
酒井 芳司 九州国立博物館, 主任研究員 (00543688)
井上 信正 太宰府市教育委員会
小鹿野 亮 筑紫野市教育委員会
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2016年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 大宰府 / 古代都市 / 墨書土器 / 条坊制 / 古代山城 / 大野城 / 四王寺山 / 木簡 |
研究成果の概要 |
古代最大の地方都市大宰府に関する史資料・文献の集成を行い、古代都市大宰府がもつ政治都市・防衛都市・宗教都市の側面について考古学の成果と照合しながら検討を行った。その成果としては、①出土文字資料の多様性から大宰府の多機能性を解明したこと、②文学作品と考古学の成果を通じて、古代都市大宰府の景観復元を試みるとともに、貴族がもつ大宰府に対する重層的な境界意識の存在を指摘したこと、③防衛都市を形作る古代山城と宗教都市を象徴する寺院が不可分の関係にあったと論じたことなどが挙げられる。成果は、報告書『古代都市大宰府の研究』収載の論文5本にまとめ、特別展2回・企画展1回として公開し、展覧会図録も制作した。
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