研究課題
基盤研究(C)
日本の近代化の農村的基盤として多肥多労働型の商品的農業経営の発展が注目されたが、近年はその実証的蓄積がほとんど見られなくなった。本研究では、これらの実態の解明を目指し、大阪府下を中心に農業経営帳簿など関係資料の収集を行うとともに、その基礎分析を行った。史料が大部なので分析に手間取ったが、目標とした摂津武庫郡上瓦林村岡本家の帳簿分析に着手できた。また伊勢中央部の天保期の農業経営と肥料の実証分析を行った。さらに、これまでの研究をによって、19世紀前半の肥料商と地域市場の展開を総括した。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うちオープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件、 査読あり 1件) 学会発表 (1件)
『東洋大学文学部紀要』70史学科篇
巻: 41 ページ: 53-70
科研費報告書『近世の肥料商と農業経営』
巻: なし ページ: 32-53
『東洋大学文学部紀要』69集史学科篇
巻: 41 ページ: 77-101
『東洋学研究』
巻: 52 ページ: 145-156
『東洋大学文学部紀要』
巻: 68号史学科篇40号 ページ: 111-129
120005604764
『東洋大学人間科学総合研究所』
巻: 17号 ページ: 145-162