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日露戦後における軍隊の立地と遊廓をめぐる都市地域社会

研究課題

研究課題/領域番号 26370808
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 日本史
研究機関神戸女子大学

研究代表者

松下 孝昭  神戸女子大学, 文学部, 教授 (10278806)

研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2018-03-31
研究課題ステータス 完了 (2017年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード旭川 / 師団 / 遊廓 / 公娼制度 / 東京毎日新聞 / 軍都
研究成果の概要

本研究は、師団所在地の北海道旭川町で1907年に起きた中島遊廓設置反対問題を分析対象とするものである。隣村への遊廓新設案に対して、旭川町長や町会議員の多数が反対運動を始めた。予定地が学校に近接していることも一因であったが、税源である遊廓が町域外に立地すると、町税収入の減少が見込まれる点も反対の論拠となっていた。彼らの目的は、軍隊及び遊廓と共存して地域振興を図ることだったのである。反対派は東京で輿論を喚起する行動に出た。ちょうど日露戦後の軍拡期にあたり、軍隊立地を口実に遊廓の設置を求める所が全国で急増して非難の的となっていた。そのため彼らの動向が東京で反響を呼ぶに至ったが、その経緯も解明した。

報告書

(5件)
  • 2017 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2016 実施状況報告書
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて 2018 2015

すべて 雑誌論文 (2件) (うち査読あり 2件)

  • [雑誌論文] 日露戦後期の軍隊立地と遊廓をめぐる社会状況-北海道旭川町の中島遊廓設置反対問題を中心に-2018

    • 著者名/発表者名
      松下孝昭
    • 雑誌名

      歴史学研究

      巻: 968 ページ: 17-34

    • NAID

      40021472371

    • 関連する報告書
      2017 実績報告書
    • 査読あり
  • [雑誌論文] 鉄道と軍事拠点2015

    • 著者名/発表者名
      松下孝昭
    • 雑誌名

      林博史他編『地域のなかの軍隊』吉川弘文館

      巻: 9 ページ: 10-30

    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
    • 査読あり

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公開日: 2014-04-04   更新日: 2019-03-29  

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