研究課題/領域番号 |
26370821
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
三田 昌彦 名古屋大学, 人文学研究科, 助教 (30262827)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 城郭 / インド史 / ラージプート / ラージャスターン / 都市 / 軍事史 / インド / 中世 / 近世 / 商人 |
研究成果の概要 |
衛星画像分析および実地調査の結果、ラージャスターン中近世の城郭は概ね①大規模山上城砦、②小規模山上城砦+山麓宮殿城砦+城郭都市、③平地城郭都市(さらに④丘陵城砦+城郭都市)に分類することができ、時系列的には13世紀以前は①が目立ち、16世紀以降は②③がスタンダードになっていくことが跡付けられた。その変化は王権と在地社会との関係がアドホックで緩やかな13世紀以前の国家システムから、ムガル体制下で在地王権として在地支配を確固たるものにしていく歴史過程に対応するものだとする仮説を提示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
城郭の類型化を試みるとともに、その変遷を歴史学研究との連関を意識して跡付けた点(ラージャスターンの城郭構造にも歴史的変化が確認できること、政治社会構造との関係を論じうること)。個別の城郭、例えばジャイプルの歴史学研究などは存在するが、数多くの城郭を類型化・整理してその変遷を歴史的に跡付けたものとしては、インド史では本研究がパイオニアである。ただしなおデータが不十分であり、初歩的な仮説を提示するにとどまる研究である。
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