研究課題/領域番号 |
26370841
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
アジア史・アフリカ史
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研究機関 | 同志社大学 |
研究代表者 |
小川原 宏幸 同志社大学, グローバル地域文化学部, 准教授 (10609465)
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研究分担者 |
趙 景達 千葉大学, 大学院人文科学研究院, 教授 (70188499)
愼 蒼宇 法政大学, 社会学部, 准教授 (80468222)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 朝鮮史 / 日朝関係史 / 東アジア / 日本史 / 儒教 / 民衆史 / 政治史 / 社会史 / 東洋史 / 民衆運動 / 国際関係 / 近代国家形成 / 民衆運動史 |
研究成果の概要 |
1897年に成立し、1910年の韓国併合によって滅亡させられた大韓帝国がいったいどのような統治構造をもつ国家であったかというのは、朝鮮近代史のみならず日朝関係史でも重要な課題である。大韓帝国に対する現在の歴史的評価は、日韓ともに近代主義的立場にもとづいており、近代性を付与し得ない歴史的事実は捨象されてきた。大韓帝国は実際には民本主義的立場からの儒教的原理にもとづいた統治構造を形成しようとしたが、そうした統治構想は近代主義的な立場からは十分に評価し得るものではなかった。本研究では、大韓帝国の成立過程を朝鮮社会との相関関係から動態的に位置づけ、等身大の大韓帝国像を復元し、その歴史的評価を行う。
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