研究課題
基盤研究(C)
17世紀から20世紀に至るまで満洲語で描かれた世界図を含め、これまで未解読だったさまざまな満洲語の古文書・古地図を中心に大清国における国境形成の歴史を分析することができた。清代宮中の地図作製機関である造弁処輿図房において、多くの官製地図が作製されていたことを明らかにした。さらに、国内外所蔵の満洲語地図と文書を中心に、大清国とロシアとの間に締結されたネルチンスク条約、キャフタ条約、大清国とジューンガルとの国境交渉の過程を検討し、国境を設定するときに、地理情報や自然環境に基づき、山脈と河川を中心に分ける基準とした歴史を明らかにした。
すべて 2017 2016 2015 2014 その他
すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 1件、 査読あり 6件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (6件) (うち国際学会 6件、 招待講演 3件) 学会・シンポジウム開催 (3件)
自然科学史研究
巻: -
衛拉特研究
巻: 3
新疆社会科学
巻: 2 ページ: 7-34
清史論叢
巻: 31 ページ: 265-297
『清史論叢』
巻: 1 ページ: 1-19
『衛拉特研究』
巻: 1 ページ: 1-16
『蒙古学問題與争論』
巻: 11 ページ: 80-105
『追手門学院大学国際教養学部紀要』
巻: 8 ページ: 41-73
110009931514
『アジア学科年報』
巻: 第8号 ページ: 32-45