研究課題/領域番号 |
26370858
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 奈良女子大学 |
研究代表者 |
渡辺 和行 奈良女子大学, 人文科学系, 教授 (10167108)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 自由フランス / ドゴール / レジスタンス / 主権回復 / チャーチル / ローズヴェルト / 国民戦線 / 第二次世界大戦 |
研究成果の概要 |
ドゴールが率いた自由フランスの闘いを、主権回復の闘いという点から解明を試みた。主権の三要素は、領域・国民・中央政府である。そこで、自由フランスが領土をいかにして獲得したのかについて、太平洋から赤道アフリカ・北アフリカ・本土フランスという時系列で明らかにした。第二に、自由フランスが国民の支持をいかに調達したのかについて、国内レジスタンスの統一組織、全国抵抗評議会(CNR)の設立に至る過程をフォローし、CNRがドゴールを支持する声明を発した点に国民の支持を見出した。第三に、自由フランスが中央政府をいかにして樹立し、外交上の承認を得たのかについて、国民委員会から共和国臨時政府に至る歩みを押さえた。
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