研究課題/領域番号 |
26370866
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 北九州市立大学 |
研究代表者 |
中野 博文 北九州市立大学, 外国語学部, 教授 (10253030)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 門戸開放通牒 / 女性参政権 / A・E・ヒッピスレー / W・W・ロックヒル / ヘンリ・アダムズ / 門戸開放外交 / ジェンダー / ジョン・ヘイ / W・ロックヒル |
研究成果の概要 |
本研究は門戸開放通牒の起草過程を探り、米国国務長官ジョン・ヘイの政治顧問であったヘンリ・アダムズ、外交官W・W・ロックヒル、英国の中国海関職員A・E・ヒッピスレーの文書を精査し、女性の国境を越えたネットワークが通牒作成の過程で関係していたことを見いだした。そして、門戸開放通牒の基礎にあった女性たちの反帝国主義の意識は、アダムズのサロンに参加していたエレノア・ローズヴェルトを通じて世界人権宣言に結びついていたこと、またその平和主義は核兵器への恐怖と戦争廃絶運動につながったことを明らかにした。
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