研究課題/領域番号 |
26370869
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
|
研究機関 | 東北大学 (2016) 東京国際大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
青木 國彦 東北大学, 経済学研究科, 名誉教授 (70004207)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 東ドイツ / 出国運動 / ベルリンの壁 / ローザ・ルクセンブルク / ケネディ / ゴルバチョフ / ウルプリヒト / ホーネッカー / 東独 / 反体制 / 平和革命 / 教会 / ブレジネフ・ドクトリン / 東独史 / 壁開放 / 体制転換 |
研究成果の概要 |
(1)ケネディの西ベルリン市庁舎前演説は、専門家の評価は低いが、対共産圏人権戦略を打ち出し後の西側人権戦略の先駆となり東独出国運動も支えた。(2)著名な女性革命家かつ東独建国理念の母ローザ・ルクセンブルクは異論の自由を社会進歩の必須条件だと主張した。その主張を横断幕に記した出国運動グループが東ベルリンで1988年1月17日官製のローザ追悼闘争デモに参加しようとして弾圧され連日の大規模抗議運動となった。翌年の同行事ではライプチッヒで数百人が「沈黙行進」を敢行した。こうして壁開放に到る道が掃き清められ始めた。(3)改革者のはずのゴルバチョフが対東独政策ではブレジネフを継承し策略を駆使した。
|