研究課題/領域番号 |
26370899
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
考古学
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研究機関 | 佐賀大学 |
研究代表者 |
重藤 輝行 佐賀大学, 芸術地域デザイン学部, 教授 (50509792)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 倉庫 / 高床倉庫 / 集落遺跡 / 古墳時代 / 飛鳥時代 / 奈良時代 / 西日本 / 単位集団 / 朝鮮半島との関係 / 居館 / 5~8世紀の西日本 / 倉庫の所有・管理形態 / 古墳時代~奈良時代の集落の再検討 |
研究成果の概要 |
5~8世紀の西日本の集落遺跡の高床倉庫の検討により、単位集団ごとの倉庫の所有、管理および首長・豪族居館の倉に示される私富の蓄積が進展すること、その一方で群倉とも呼ぶべき集落全体で所有、管理される倉庫群が継続して存在することを示した。高床倉庫の所有と管理が、この時期の社会関係とその変化を解明する上で、重要な資料のひとつであると認識することができた。各種の史料に登場する倉も、そのような様相と対応するものであろう。 また、5世紀以降の倉庫は建築構造、穀物貯蔵システムなど様々な面で、朝鮮半島南部の影響をうけていることを論じた。
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