研究課題
基盤研究(C)
東アフリカの牧畜社会を対象に降雨量と紛争頻度の相関を調べた。米国海洋大気庁の降雨データと現地調査で得た紛争頻度の相関を検討した。平成26年は比較的雨量が多かったが低強度の紛争が頻発した。平成27年は小雨、平成28年は雨から旱魃に以降したが、紛争頻度は低かった。旱魃が終息した平成29年は紛争頻度が高かった。以上から、降雨が少ないと紛争が増えるとする従来の仮説が必ずしも当てはまらないことが示唆された。
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地理
巻: 62 ページ: 29-37
人文社会論叢(社会科学篇)
巻: 33 ページ: 1-16
120005553894