研究課題/領域番号 |
26370945
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 沖縄大学 |
研究代表者 |
成定 洋子 沖縄大学, 法経学部, 教授 (60637388)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 沖縄 / ジェンダー / セクシュアリティ / 歓楽街 / 米軍基地 / 女性の人権 / 共同体 / 都市 / 浄化 / 労働 / 文化人類学 |
研究成果の概要 |
本研究は、戦後の沖縄本島における米軍基地周辺の歓楽街の文化的意味を社会的変化の文脈で考察することを目的として、米軍基地の劇的な変容に伴う歓楽街の複雑な変遷を明らかにするとともに、近年の沖縄本島中部の歓楽街における自治体・警察・市民団体などによる環境浄化活動に焦点を当て、歓楽街の性産業に従事する労働者たちが被害者や犯罪者として可視化されながら、共同体から排除可能な他者として見なされると同時に、歓楽街が、労働者たちや米軍基地から地域住民に返還されるであろう「奪取すべき共同体」として位置づけられる浄化の過程について考察した。
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