研究課題
基盤研究(C)
沖縄県で盛んにおこなわれている庶民金融「模合(もあい)」について、現地調査や文献調査を行い、その文化的背景を交換の視点から明らかにした。沖縄県では、模合をはじめ、貨幣や物品等の交換(やりとり)が盛んである。その盛んな交換を支えているのは、多様で広いネットワークを形成、維持しようとする人びとの強い意志であり、模合や祝儀など「集まり」の仕組みであった。そのような「交換文化」は、経済的・社会的変化の影響をうけながらも、人びとの創意工夫により、現在まで発展的に継続されてきたのである。
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生活学論叢
巻: 26