研究課題/領域番号 |
26370956
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
島村 一平 滋賀県立大学, 人間文化学部, 准教授 (20390718)
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研究協力者 |
サンピルドンドブ・チョローン モンゴル科学アカデミー, 歴史学・考古学研究所, 所長
ビルタラン・アーグネシュ ハンガリー・ローランド・エトヴェシュ大学, モンゴル・内陸アジア学部長・教授
ショムファイ・カラ、ダーヴィッド ハンガリー科学アカデミー, 民族学研究所, 研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2016年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | シャーマニズム / モンゴル / プライド / 資本主義的競争 / グローバリズム / 富の再分配 / 親族組織の再構築 / グローバル化 / 開発 / モラリティ / 国際情報交換 |
研究成果の概要 |
本研究は、現代モンゴルにおいて「感染病のようにシャーマンが増えている」という現象を解明することを目的とした。3年間の研究を通じて、資本主義的競争が激化する首都ウランバートルにおいて敗者たちの傷ついたプライドを癒す装置としてシャーマニズムが存在することがわかってきた。また鉱山都市において増え続けるシャーマンたちは同地で生じる貧富の格差に対して、「精霊の指示」で再分配を行っていることもわかった。こうした成果は、国内外の学会で発表したほか、日本語や英語の論文で発表した。最終年の研究のまとめとして、シャーマニズム研究が盛んなハンガリーの研究者を招聘し、国際ワークショップを主催した。
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