研究課題/領域番号 |
26380001
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
新田 一郎 東京大学, 大学院法学政治学研究科(法学部), 教授 (40208252)
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研究分担者 |
和仁 かや 早稲田大学, 法学学術院, 教授 (90511808)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2018年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 法制史料 / 近世 / WEBコンテンツ / 日本史 / 法制史 / 史料 / 史料群 / デジタルアーカイブ / 近代 |
研究成果の概要 |
近世法制史料を中心とした東京大学法制史資料室所蔵史料群に主軸を据え、他機関の所蔵史料との関係を見据えつつ、次のような研究を行った。第一に、史料の細目録の整備を進め、史料群の複合的な構成の一端を明らかにした。第二に、いくつかの重要な史料群の形成・伝来の過程について研究し、長期間にわたり堆積された多層的な構造を解析し、立体的な再構成のためのデータを収集した。第三に、史料の保存と利用を両立すべくデジタル画像の撮影・公開を進め、必要と認めたもの若干について保存措置を講じた。第四に、史料群の立体的・多層的な構造に沿った教材化の準備的作業を進め、WEBコンテンツ「ヴァーチャルお白州」の改訂作業を進めた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、日本近世を中心とした法制史研究に史料的基礎を与えてきた代表的な収集史料群について、史料の複合的・多層的な構造に沿った整理再構成を施すことによって、研究上の利用可能性を拡張するとともに、学部・大学院における教育への応用を図ろうとするものであり、研究・教育の密接な連携の局面を拡大する試みである。また、いまだその緒についたばかりとはいえ、デジタル情報化によって保存と利用の両立、ならびに史料や関連情報へのアクセス利便性向上を図り、研究機関に蓄積されてきた学術情報を研究者・学生のみならず一般市民へも開放・還元する条件を整備しようとする試みでもある。
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