研究課題/領域番号 |
26380004
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
基礎法学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
田巻 帝子 新潟大学, 人文社会・教育科学系, 教授 (80251784)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | vulnerability / 社会的弱者 / 司法アクセス / 性的マイノリティ / 仲介者 / 複合的要因 / LGBT当事者への支援 / 市民対象の法教育 / 属性の違い / 複合的な要因 / 弱者家族 / 国際情報交換 / 英国 / カナダ |
研究成果の概要 |
どのような属性を持つ者が「司法アクセスからもっとも遠い」という意味で「弱者」といえるかについて、いずれの社会でも①弱者度を構成する複合的な要因(属性)を抱える当事者、②1つの要因が他の要因を招く「負の連鎖」を抱えている当事者が顕著であるという共通点をみることができた。 また、司法アクセスが困難な者を専門家につなぐための非専門家の「仲介者」が重要な機能を果たしていることも共通の現象として確認できた。 さらに英国やカナダと異なり、日本においては家族制度など既存の枠組みの外に置かれ、社会的認知が不十分であるため、「性的マイノリティ」当事者はより深刻な司法アクセス阻害の問題を抱えているといえる。
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