研究課題/領域番号 |
26380040
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
公法学
|
研究機関 | 山口大学 |
研究代表者 |
石 龍潭 山口大学, 経済学部, 教授 (40360888)
|
連携研究者 |
村上 裕章 九州大学, 法学研究院, 教授 (20210015)
下井 康史 千葉大学, 法務研究科, 教授 (80261262)
|
研究協力者 |
何 海波 清華大学, 法学院, 教授
高 秦偉 中央財経大学, 法学院, 教授
王 天華 中国政法大学, 教授
王 貴松 中国人民大学, 法学院, 准教授
宋 華琳 南開大学, 法学院, 教授
余 貴忠 貴州大学, 法学院, 教授
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
|
キーワード | 情報公開 / 権利濫用 / 中国の情報公開 / 中国における情報公開 |
研究成果の概要 |
この研究では、日中両国間で珍しくほぼ同時に制度化された情報公開制度につき、行政法学の見地より全面的に比較検討を行った結果、今日では、情報公開制度が、日本においてもまた中国においてもいわゆる「権利の濫用」という壁にぶつかっていることが判明した。 この問題への対応は、長い間、現行法上特別のフォローなく、実務での工夫に委ねられてきたが、情報公開制度が定着した今日では、より積極的に対応すべきであろうとされている。他方、中国では、今、この問題が制度の「異化現象」として大きく取り上げられ、すでに検討作業に入った国務院情報公開条例の改正に合わせて、立法的な手立てを講じるよう強く求められている。
|