研究課題/領域番号 |
26380084
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
社会法学
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研究機関 | 神奈川大学 |
研究代表者 |
江口 隆裕 神奈川大学, 法学部, 教授 (10232943)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 移民受入政策 / 同化主義 / フランス / 多文化主義 / シンガポール / 社会的統合 / 移民政策 / 多言語主義 / 集団代表選挙区 / 移民キャンプ / マレーシア |
研究成果の概要 |
本研究では、フランスの同化主義とシンガポールの多文化主義を比較検討し、外国人受入政策のあり方について研究を行った。その結果、両国がそれぞれの政策を採ったのは、歴史的沿革や国の成立ちによるものであることが明らかとなった。日本は、そのいずれでもなく、自由な政策決定をできる状況にある。 多文化主義か同化主義かのメルクマールとして重要なのは、言語である。日本の場合には、日本語以外の言語を公的に認めるかどうかがポイントとなる。さらに、同化主義を採る場合には、何をもって社会を統合する共通の価値とするかが問題になり、日本の場合には、日本国憲法の理念や価値が基本となるべきであろう。
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