研究課題/領域番号 |
26380148
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
新領域法学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
畑中 綾子 東京大学, 高齢社会総合研究機構, 客員研究員 (10436503)
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研究協力者 |
Terry Lum 香港大学, Sau Po Center on Aging, Professor
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 積極的司法 / 医療事故 / 医療安全 / 生命倫理 / 終末期医療 / 司法の役割 / ガイドライン / 意思決定 / 医療技術の発展 / 損害賠償 / 賠償訴訟 / 医療訴訟 / 被害者救済 / 利益衡量 / 国家賠償 / 補償 / 日米 / 医療技術 |
研究成果の概要 |
高度な医療技術が社会に提供されるに伴い、開発段階では認識されていなかった副作用や社会問題が発生し、裁判所がその解決を図る場として利用されることがある。訴訟提起が政策決定や社会の問題認識に先行し、その後の社会の判断に影響を与えることもある。そこで章は行政や立法の政策判断や裁量にどこまで踏み込むかのバランスが問題となる。とくに医療技術には生殖補助医療や終末期医療など、日本の死生観や家族観といった重要な価値観につながる問題もある。本研究において医薬品や医療などの安全問題において司法が積極的に責任を問う役割を果たし、一方で倫理的課題には消極的な態度が見られた。
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