研究課題/領域番号 |
26380161
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
政治学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
近藤 康史 筑波大学, 人文社会系, 教授 (00323238)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 比較政治 / イギリス政治 / 政党 / 政党組織 / 政党システム / 政治学 |
研究成果の概要 |
本研究は、政党システムの変動期のイギリス二大政党(労働党・保守党)の政党組織改革を対象に、いかなる方向性を有する組織改革が行われており、それが両党の統合能力の再生に対していかなる効果をもっているのかについて分析した。 その結果、特に労働党において、一人一票制度などの個人党員重視の傾向は進んでいるものの、それが「中道化」に結びついた1990年代とは逆に、2010年以降には「左傾化」を生み出す要因となっている点や、2000年代以降分権化が進んだにもかかわらず、二大政党の政党組織改革は過渡期にあることがその支持調達能力の低下の原因となり、多党化の一要因となっていることなどを結論として得た。
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