研究課題/領域番号 |
26380220
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
国際関係論
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研究機関 | 恵泉女学園大学 |
研究代表者 |
李 泳采 恵泉女学園大学, 人間社会学部, 准教授 (30460108)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 在日朝鮮人 / 帰国運動 / 北朝鮮 / 日韓関係 / 日朝関係 / 人間の安全保障 / アメリカ / 日朝 / 日韓 / 日米関係 / 移動の自由 / 冷戦 / 強制連行 / 軍人軍属 / 朝鮮族 |
研究成果の概要 |
在日朝鮮人帰国運動に関して、この事業にかかわっている当事者たちの役割をさらに詳しく把握することができた。特にアメリカの役割を具体的な文書を通じて確認することができた。朝鮮戦争直後、アメリカの東アジア戦略が完成されてない時点で、日本における在日朝鮮人の帰国運動は、アメリカにとって対日政策を揺るがす変数のように見えたと思った。帰国を決める在日朝鮮人の自由選択が制限されている時代的な限界もある。しかし、在日朝鮮人の自由選択の幅をさらに狭めた理由の中には、アメリカの東アジアおよび対日、対韓政策の影響もその一つの要因であることを確認することができたといえる。
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