研究課題/領域番号 |
26380230
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 名古屋大学 (2015-2016) 北海道大学 (2014) |
研究代表者 |
工藤 教孝 名古屋大学, 経済学研究科, 教授 (80334598)
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研究分担者 |
尾山 大輔 東京大学, 大学院経済学研究科(経済学部), 准教授 (00436742)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | マクロ経済学 / サーチ理論 / 資産価格 / 異質性 |
研究成果の概要 |
本研究は、転売による短期利益の追求すなわち投機的行動を理解するために、摩擦のない完全競争市場という従来のアプローチではなく、サーチ理論によって摩擦的市場を前提としたアプローチを採用した。金融資産の場合、摩擦的市場であってもバブル的な価格は発生しないことが明らかになり、金融資産のバブル的な価格の理解には市場参加者が異質性が重要であることが明らかになった。また、市場参加者が「将来の市場参加者による予測」を予測しようとするとき、小さな流動性ショックが大きな変動を起こす可能性を発見した。
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